

CDの現在

中学2年生になって、初めてCDを買った。新品のCDではなく、中古のものを買った。初めて手にしたCDは、本当に嬉しいものだった。しかし、面白いことに、私はまだCDプレイヤーを持っていなかった。それでも、最初に聞くための曲を用意したのだった。いつか聞こうと楽しみにしながら、机の中に閉まっておいた。初売りで、CDプレイヤーを買ってもらう約束だった。買ってもらうためには、朝早くから並ばなければならない。何がなんでも手に入れようと必死だった。
初売り当日、雪が積もった。寒い中、家族で朝早くから並んで、整理券をもらった。これで、あの曲もやっと聞けるんだと、整理券を握り締めて思った。家に帰ってから、待ちに待っていたCDプレイヤーを準備し、あの日買ったCDを入れて、何度も何度も聞いた。今までは偶然、テレビかラジオで流れたときにしか聞けなかった曲が、これからは好きなときに、好きなだけ何回も聞けてしまう。本当に素晴らしいものを買ってもらったと、喜んだ。